潰瘍性大腸炎の治療 – 「カイロでおもしろきこともなき世をおもしろく」ブログ – 【滋賀甲賀のカイロ整体】カイロプラクティック甲南

毎年2~4月の間は体長が悪くなる傾向があります。持病の潰瘍性大腸炎が再燃する感じなのです。

再燃するとなかなか大変です。

思いつく症状としては、粘血便・腹痛・膨満感・頻回の便意などがあります。季節柄と再燃の関連性はイマイチわかっていないのですが、なんとなく世間的に花粉症が悪化する時期と被っている気がします。因果関係は立証できませんが。
ただ過去の大腸内視鏡の検査をしているのが4月頃にやっている事が多いです。悪化して検査の構図なので当たり前と言えば当たり前です。

再燃すると何が辛いかとズバリ言うと膨満感です、炎症を起こしていると血液にリンパ液に腸液だなんだと分泌(血液は出血だな)されてしまい、おならと一緒に外に出てこようとします、つまりうかつにおならを出すと下着が大惨事になっていまうのです。ある程度おならを我慢して放出しにトイレに向かう事になります。自由にトイレに行ける状況なら安心なのですが、制限されている状況は結構あるので我慢するのも大変です。それでもトイレで一気にガスを放出できれば良いのですが、これが意外と一気に出ませんので、ガスを出すように自分のお腹をマッサージして外にガスを促します。こういう事が再燃中は毎日続きます。

そんな大変だ状態なら薬とかの治療はしていないのかと疑問がわくと思います。

投薬治療は受けています。

○まずはベーシックな飲み薬ペンタサ
飲み薬であるペンタサは今でも毎日服用していますが、私の潰瘍性大腸炎は直腸型なので直腸という大腸でも出口に一番近いところで炎症が起きているので飲み薬だと薬の効果が発揮する前に便と一緒に体外に出てしまう可能性があります(炎症部に薬が直接触れないとあまり意味が無いようです)。
炎症の範囲が大腸全体の場合は結構有効ですよ。

○患部に近いぞペンタサ座薬
患部が出口に近いのだったら、座薬の形でお尻から薬を入れてしまえばどうだ!という事でペンタサ座剤という物がでています。私も使ってみたのですが、何となく患部まで届いていないような気がします。座剤という形なので直腸内での拡がりが弱いのかなと思う。

○現状一番ベターなペンタサ注腸
そこで液体に溶かしたペンタサを直接お尻から入れるペンタサ注腸という物があり、これが今のところ最もベターな選択なのですが、用意や施行がなかなか大変です。飲み薬のようにお手軽にできません。まず液体なので体温に近い温度ぐらいまで温めてから行わないと大腸がビックリしてしまいます。付属のカテーテルに潤滑剤を塗って滑りをよくした状態でよく振って白濁液にしたペンタサ注腸本体に装着してからカテーテルをゆっくりお尻に入れていく事になります。無事に薬を入れた後も注腸体操をしてできるだけ薬が大腸の奥の方に行くように促します。これによってできるだけ大腸内に薬が留まるようにします。
失敗例としては注腸の刺激で便意を催して入れた薬がすぐに出てしまう事があります。

ちなみに現状はペンタサ注腸を使用しています。
目下の目的は再燃から緩解にもっていく事になります。
事前予約のみ対応とはこのような状態のためです、あしからずご了承いただければ幸いです。

潰瘍性大腸炎の治療 – 「カイロでおもしろきこともなき世をおもしろく」ブログ – 【滋賀甲賀のカイロ整体】カイロプラクティック甲南” への1件のフィードバック

  1. とても分かりやすいブログありがとうございます。
    拝見出来て良かったです。
    レクタブルが効かなくペンタサ注腸にかわって
    炎症があるのでまだなれなくて薬が出てしまい
    つらい状態です。
    なんとか良くなるように頑張ります。

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