■ここから『成人の急性腰痛診療ガイドライン』が勧告する急性腰痛の診断法について紹介させていただきます。
AHCPR(アメリカ医療政策研究局)が作成した『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では、急性腰痛の診断法について【初期評価】【画像検査】【その他の検査】ごとにエビデンスレベル(科学的根拠の確証度)を明記して勧告を出している。http://1.usa.gov/uhlYSO
【初期評価】(1)患者の年令、症状の内容とその期間、仕事や日常生活への影響、過去の治療に対する反応は、腰痛の治療にとって重要である(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO
まずは患者さんの話をよく聴けという勧告です。病歴聴取(問診)はいつも大切ですね。これだけで画像検査以上の重要な情報が入手できます。