こんにちは、今回は私が診断された頸椎椎間板ヘルニア(C4/C5)に関して、保存的療法についてお話しします。頸椎椎間板ヘルニアは多くの人が経験する可能性のある症状ですが、治療法としては手術を行わない「保存的療法」が一般的です。
この記事では、一般的に推奨される保存的療法の内容と、私自身が医師から受けたアドバイスの違いについてご紹介します。
1. 一般的な保存的療法の内容
頸椎椎間板ヘルニアを診断された場合、多くの人が最初に試す治療法が保存的療法です。これは、症状が自然に改善することを期待し、手術を避けるための治療法です。具体的には以下のような方法が挙げられます。
- 薬物療法
消炎鎮痛剤(NSAIDs)や筋弛緩剤を使用して、痛みや炎症を抑える治療です。痛みがひどい場合には神経ブロック注射なども考えられます。 - 物理療法
温熱療法や冷却療法、さらに牽引療法などがよく行われます。これらの治療法は、筋肉をほぐし血流を促進することで、首にかかる負担を軽減します。 - リハビリテーション
理学療法士の指導のもと、首や肩の筋力を強化するエクササイズやストレッチが推奨されます。これにより、神経への圧迫が軽減し、症状が和らぐとされています。 - 姿勢改善
デスクワークや長時間のスマホ使用によって首や肩に負担がかかるため、姿勢を正すことが非常に重要です。特に、パソコン作業時の椅子や机の高さを適切に調整することが推奨されます。 - 日常生活での注意
重い物を持たない、無理な姿勢を避けるなど、首や肩に負担をかけないように日常生活を見直すことも大切です。
2. 私が受けた医師の指導
一般的な保存的療法に比べて、私が医師から受けた指導は、少しシンプルで驚くものがありました。具体的なリハビリ指導はなく、「日常生活がリハビリになる」という内容だったのです。
これはどういうことかというと、以下のように解釈しています:
- 自然に治癒を期待する
私の場合、ヘルニアの症状は軽度から中等度であり、すぐに手術が必要なほどではないため、体を酷使しない範囲で自然に治癒するのを待つ方針です。 - 特別なリハビリは不要
医師からは、特別なリハビリや運動療法は必要ないと言われました。むしろ、日常生活の中で適度に動き、首に負担をかけないことが大切だと説明されました。 - 姿勢に注意する
特に気をつけるべきは姿勢です。デスクワークやスマホの使用時間を調整し、首を前に突き出す姿勢や長時間同じ姿勢を避けるように心がけています。 - 無理な動作を避ける
物を持ち上げたり、重い荷物を運ぶときに、首や肩に過剰な負担がかからないようにすることが強調されました。
3. 日常生活の中で私が取り入れている工夫
医師の指導がシンプルだった分、私は自分なりに日常生活の中でできることを取り入れて、症状の悪化を防いでいます。
- 姿勢改善
座る姿勢には特に気を使っており、椅子の高さやモニターの位置を調整して、首に負担をかけないようにしています。 - 適度な休息
長時間座り続けることを避け、1時間に1回は立ち上がってストレッチをするようにしています。また、適度に休憩を取ることを心がけています。 - 軽いストレッチ
医師から特に指導されていませんが、軽いストレッチを行い、肩や首の筋肉をほぐすようにしています。これによって血流が良くなり、症状が少し和らぐように感じています。 - 負荷の少ない動作
重い物を持つ際は、両手を使い、体全体で持ち上げるようにしています。また、日常生活の中で首に過剰な負荷がかかる動作を避けるように注意しています。
4. 最後に
頸椎椎間板ヘルニアに対する治療は個々の症状によって異なり、私のように医師から特別なリハビリ指導がないケースもあります。しかし、日常生活の中で姿勢に注意し、首に負担をかけない工夫を続けることで、症状を軽減させることができると感じています。
もし同じような症状で悩んでいる方がいれば、まずは専門医に相談し、自分に合った治療法を見つけてみてください。無理をせず、体を大切にすることが何よりも重要です。