■(18)急性腰痛患者の評価に体表EMG(筋電図)とF波テストは推奨できない(確証度C)。(19)SEPs(脊髄誘発電位)は脊柱管狭窄症と脊髄ミエロパシーが疑われる場合の評価に有用と考えられる(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO
推奨しないのというのでどうでもいいのですが、F波テストとは伝導速度検査法のことです。
(20)心理的・社会的・経済的因子は腰痛発症と治療成績に大きな影響を与える(確証度D)。(21)レッドフラッグがないのに日常生活が困難な場合、検査や治療を追加する前に非現実的な期待や心理社会的因子を検討する(確証度D)。http://1.usa.gov/uhlYSO
「確証度D」ですからまだ手探り状態だったんでしょう。しかし1994年にはすでに腰痛疾患とイエローフラッグ(心理社会的因子)との関連に気づいていたわけです。
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