アクティベータメソッドカイロプラクティック(AMCT)とは?

カイロプラクティックは手技療法の1つですが、多数のテクニックがございます。
カイロプラクティック甲南では、アクティベータメソッドカイロプラクティックというテクニックを使っています。
アクティベータメソッドカイロプラクティックが何をやっているかと申しますと神経筋関節機能異常(サブラクセーションとも呼ばれています)と呼ばれる部分を見つけ出し振動刺激を加えることによって働きをリセットすることを目的としています。
神経機能異常とは
神経系の乱れにより筋肉や関節の働きが低下している状態を指します。この状態は日常的にある程度の緊張を維持している筋肉にも影響を与えます。
神経系の乱れは関節を伸ばす筋肉と曲げる筋肉の連動性にも影響を与えます。
関節を曲げる時は、関節を曲げる筋肉が働くとき、関節を伸ばす筋肉の働きが緩むのですが、神経系に乱れがあると、お互いの筋肉が緊張してしまって綱引きのような状態になってしまいます。
この状態を身体の動きが重いと表現されたりします。また関節にも不必要な負担がかかります。
筋肉が緊張するということは、筋肉により血管も締め付けられる事にもなります。血管が締め付けられると血流にも影響を与えます。血流に滞りが発生すると筋肉のコリや痛みに結びつきます。
AMCTは、これらの神経系の働きをリセットするために主に背骨(脊椎と呼ばれます)に対して、とても早い振動刺激を加えます。
アクティベータ振動器

その振動刺激を発生させるためにアクティベータ振動器を用います。
←アクティベータⅣです
アクティベータ振動器はピンポイントで振動刺激を加えることができる器具になります。この器具を用いて神経機能異常をリセットさせるのですが、これを用いて構造的なズレを矯正するわけではありません。
部位によっては術者の指を介して振動刺激を加えることがありますが、振動刺激は矯正する部位に充分伝わっています。
↓アクティベータ振動器のデモストレーション
アクティベータメソッドの流れ
←アクティベータメソッドについて絵本でまとめられています。
アクティベータネットワークジャパンより引用
http://www.activator.gr.jp/image/avn.swf

アクティベータメソッドでは矯正する部位を特定するためにいろいろなポーズをとってもらいます。

ポーズをとってもらったときに神経反射反応を読み取るため足の長さに変化が無いかをみます(下肢長検査)

下肢長差をより把握するために膝の関節を90°に曲げます。
下肢長検査で長さに変化が現れたときポーズに対応した部位に神経機能異常があります

神経機能異常部位に対してアクティベータ振動器を用いて振動刺激を加えます
しっかり矯正できているかを下肢長検査にて再度、確認します
下肢長差が無くなれば、違うポーズをとってもらい他の部位に神経機能異常がないか確認します。
常に下肢長検査をおこない神経機能異常部位を矯正をおこなっていきます
動画でアクティベータメソッドの流れを確認
アクティベータメソッドの説明映像です(英語)
日本語に吹き替えたバージョンは来院時にみることができます

アクティベータメソッドで神経機能異常が改善すると
首・肩がスッキリ
腰がスッキリ
動きが軽くなる
足どりが軽くなる
肩をグルグル動かしやすくなる
力が入れやすくなる
痛みが軽減する
筋肉がリラックス
スポーツがやりやすくなる
全ての人にとは言えませんが多くの方に、これらの事が期待できます