ほかの治療院とはここが違います
ゆがみを正そうとする施術はおこなっておりません
多くの手技療法の治療院では、症状の原因は関節や骨盤の歪みですと説明を受けることが多いのではないでしょうか?
しかし、歪みという事象についてしっかりと検証されているのかは甚だ疑問です。
ゆがみという事象を左右対称の異常と考えると
自然界にある物は全てゆがみを抱えている状態になります。自然界に完全な左右対称はありません。
完全な左右対称の物は人工物しかありません。人の身体も完全な左右対称はありません
いかに「ゆがみ」という事象を矯正することがナンセンスであることが納得できます。
神経機能のバランスを整える
では、カイロプラクターがやっていることとはいったい何なのか?
それは、神経機能のバランスを整える事につきるのではないでしょうか
神経機能のバランスについての仮説をご説明すると
身体を何かに例えるとご説明しやすいです。
ここでは三角テントを思い浮かべてみてください
三角テントを人体に例えると
- 支柱は骨・関節
- ロープは筋肉・靱帯
- ロープの張りを調整するのが神経系
に当てはまります。
この支柱が傾いている状態をゆがみという事象として捉えることができます
支柱が傾く状態はいろいろ考えられます
- 支柱自体が曲がっている・折れている(骨折・変形等)
- ロープが傷んでいる(肉離れ・靱帯損傷)
- ロープの張り方のバランスが悪い(神経機能のバランス異常)
1.2に関しては、ほぼ外力(一部は病的)によって発生する構造的な問題です(いわゆる外傷)
3に関しては神経機能のバランス異常と言えるでしょう。
世間一般で言われている力学的なゆがみの矯正というのは
3の状態で傾いている支柱を無理にまっすぐにしようとしている行為となります。
考えてみればわかるのですが、ロープの張り方を調整してあげるほうが解決は早いですね!
すなわち神経の働きを振動刺激によって活性化してバランスを整える事です。
活性化させるということなので、矯正というよりリセットしてあげるかたちです
ゆがみという結果に焦点を置くよりは原因である神経機能異常に焦点を置くべきです
何をターゲットにするかが曖昧になるとアプローチする対象も曖昧になってしまいます
カイロプラクティック甲南では「ゆがみ」はターゲットではありません
あくまで働きに注目しています。
当院ではスタッフは白衣を着ていません
理由は
アクティベータ振動器をベルトに付けたホルダーに入れて矯正の度に取り出して施術をおこなうガンマンのようなスタイルのため、丈の長い白衣を着ることによって、著しく施術に影響が出るためです。
また白衣高血圧という言葉があるぐらい、白衣による威圧感を感じられることは、本来リラックスしてもらう空間に来ていただいている観点からの配慮でもあります。
基本的に施術はYシャツとスラックスにておこなっております