腰痛診療ガイドライン
腰痛診療ガイドラインの誕生
EBMが登場したことによって、各分野で従来の診断と治療の再評価が始まり、
腰痛の分野に関しても今現在、少なくとも17の腰痛診療ガイドラインが世界に
存在します。日本でも2012年に最新の腰痛診療ガイドラインが発行されました。
このガイドライン作成過程で様々な事が批判的に吟味されることになり、今まで
効果があると認識され、おこなわれていた治療がプラシーボと比べて有意性が無
かったり、根拠が希薄であったりなどの意外な事実が明らかになりました。
世界の腰痛診療ガイドライン
2013年6月現在、世界で17の腰痛診療ガイドラインが発行されています。
1.AHCPR(1994) 10.RCGP(2001)
2.イスラエル(1996) 11.ノルウェー(2002)
3.ドイツ(1997) 12.カナダ(2002)
4.スイス(1998) 13.ニュージーランド(2004)
5.デンマーク(1999) 14.European COST(2004)
6.フィンランド(1999) 15.ACP&APS(2007)
7.オーストラリア(1999) 16.APS(2009)
8.スウェーデン(2000) 17.日本(2012)
9.オランダ(2001)
参考文献
TMSジャパンメソッド バージョン2013