腰痛治療の新常識―27―

■(9)オピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)は、腰痛疾患の症状緩和においてアセトアミノフェンやアスピリン、あるいは他のNSAIDといった安全な鎮痛薬より効果的とは思えない(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

この当時(1994年)はRCT(ランダム化比較試験)が少なかったせいで低評価ですが、最新のガイドラインでは急性腰痛にも慢性腰痛にもオピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)を推奨しています。

(10)医師はオピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)の反応時間の遅延・判断力の低下・眠気といった副作用によって、35%の患者が早期に服用を中断していることを知っておくべきである(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

コデイン含有のオピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)を服用している患者の35%がその副作用に耐えられないということです。

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