TMSジャパンの長谷川敦史先生のツイッターに興味深い内容があったので転載します。
「健常者402名を腹筋強化運動+教育プログラム群と教育プログラム群の2群に割り付けて2年間追跡したRCTによると、両群間の腰痛発症率には差が認められなかったことから、腹筋強化運動は腰痛を予防できないことが判明。http://1.usa.gov/p3JqOY #kenkou」
学生時代は、腰痛予防にエクササイズを指導していたことがありましたが、この文章をみると顔から火が出る思いですね。
まことしやかに腰痛予防のために筋トレ(特に腹筋運動)をする風潮があるみたいですが根拠が乏しいみたいです。筋トレをやって腰痛予防ができるなら、筋肉が発達したアスリートで腰痛に悩まされる人が出てくるのだろうか?一般人以上に身体を鍛えているはずです…私の知っている人にも腹筋や背筋をしっかりと鍛えているけど腰痛に悩まされている人はいます。
これは筋トレを否定しているわけではありません。私も週1回は筋トレをやりに近所のトレーニングハウスに通っていますが腰痛予防を目的にはしていません、筋力アップと体型維持が目的で特にお腹を6つに割れた状態にしたいのもあります(それにしては週に通う回数が少ないではないかとつっこみが入りそうですが)
一般の人が日常会話から腰痛予防に筋トレでもやってみたらという程度ならいいですが、何らかの形で健康に関わっている人が腰痛予防のために腹筋運動をしてくださいというミスリードは今後は避けないといけませんね。