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カイロプラクティック甲南の加藤隆司です
今回は日常話です
昨晩
父親と宝くじの話をしていたのですが
会話の中で
「宝くじ高額当選者にイニシャルはT.Kが多いらしい」
という内容の話が出てきました。
以前なら
「そーなんだー、俺もT.Kだから買いに行こうかな」(ちなみに家族3人ともT.Kです)
なんて言っていたかも知れません。
一見、しっかりデータを取っているように思われる結果ですが
比較検討がなされておりません。
つまり、
日本に居住されている方全員のイニシャルに関するデータと対比されておりません。
日本に居住されている方にT.Kというイニシャルが多数を示している場合は、
統計的に高額当選者にT.Kが多くなる傾向は当たり前だと思う。
T.Kというイニシャルが少数派ならば、また違ったとらえ方をしなければいけません。
イニシャルに関するデータが無いのであくまで推測に過ぎませんが
統計というのは、ある事象を数値化して有意差をみたり、傾向を知るには良い手法ですが、データの取り方や集計の方法、他データの比較検討して吟味しないとまったく役に立たない可能性もあります。
統計という言葉に惑わされずに情報の深読みするクセをつける必要がありますね。