根拠に基づく腰痛の原因と治療-24- – 「カイロでおもしろきこともなき世をおもしろく」ブログ – 【滋賀甲賀のカイロ整体】カイロプラクティック甲南

■(4)腰痛の研究機関が増加してきたために、一般的に行なわれている腰痛治療の体系的評価が可能となった。現存する科学論文には欠点があるものの、現在行なわれている治療法の有効性と安全性に関する結論には充分な科学的根拠がある。http://1.usa.gov/uhlYSO

■『成人の急性腰痛診療ガイドライン』作成委員会は、医師、カイロプラクター、看護師、理学療法士、作業療法士、および患者の代表などで構成され、腰痛とは下肢痛を含む腰に関する症状で活動障害があるもの、急性とは3ヶ月以内と定義。http://1.usa.gov/uhlYSO

■『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では科学的事実を次の4段階に分類している。A:強力な事実に即した根拠(多数の質の高い科学的研究)。B:中等度の事実に即した根拠(1件の質の高い科学的研究か多数の妥当な科学的研究)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■C:限られた事実に即した根拠(腰痛患者に関する1件以上の妥当な科学的研究)。D:事実に即した研究としては基準を満たさないと判断した研究)。しかし腰痛に関するRCTは全体の0.2%しかないため「A」の科学的事実は存在しない。http://amzn.to/vjHaRg

■AHCPR(アメリカ医療政策研究局)が作成した『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では急性腰痛の診断について【初期評価】【画像検査】【その他の検査】ごとにエビデンスレベル(科学的根拠の確証度)を明記して勧告を出している。http://1.usa.gov/uhlYSO

■【初期評価】1:患者の年令、症状の内容とその期間、仕事や日常生活への影響、過去の治療に対する反応は腰痛の治療にとって重要である(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■2:がんの既往歴、原因不明の体重減少、免疫抑制剤や静注薬物の使用、尿路感染症の既往歴、安静時の疼痛増強と発熱は、がんや感染の可能性を示唆するレッドフラッグ(危険信号)とする。これらは50歳以上の患者で重要(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■3:馬尾症候群の徴候である膀胱機能障害やサドル麻痺を伴う下肢の筋力低下は、重大な神経障害を示唆するレッドフラッグ(危険信号)とする(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■4:外傷の既往歴(若年成人の高所からの転落や交通事故、高齢者や骨粗鬆症患者における転倒や重量物の挙上)は、骨折の可能性を念頭に置く必要がある(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■5:心理的・社会経済的問題などの非身体的因子は、腰痛の診断と治療を複雑にする可能性があるため、初期評価の段階で患者の心理的・社会経済的問題に注意を向けることが推奨される(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

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