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■6つのリウマチセンターを受診した維筋痛症患者583名を対象とした縦断的研究では長期成績にほとんど変化なし。線維筋痛症が疾病だというエビデンス(科学的証拠)はなく、単なる症候群(幅広い症状を示す用語)にすぎない。http://1.usa.gov/TNygrJ
■大手保険会社のデータベースから腰痛による労災補償に関するデータ(10万6961名)を分析した結果、補償請求は全体の10%でありながら補償額は全体の86%を占め、1ヶ月間休職した労災患者の50%は6ヶ月後も休職していた。http://1.usa.gov/QOScw3
■むち打ち症患者201名を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によって、病気休暇をとって仕事を休んだ群や事故から14日間ソフトコルセットで頚部を固定した群より、通常活動を維持させた群のほうが早く回復することが判明。http://1.usa.gov/VW0F6t
■ケベック特別調査委員会の『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』は、「グレード1」と「グレード2」のWAD(むち打ち関連障害)患者に対して、できるだけ早く通常活動を再開するよう積極的に勧めるべきだと勧告している。http://1.usa.gov/QPlACu
#kenkou
■現在のX線所見の報告書(椎間板変性・分離症・分離辷り症・二分脊椎・腰仙移行椎・ショイエルマン病)は患者を不安にさせ、不必要な活動制限や思い込み、不必要な治療へと追い込む恐れがあるため、挿入文を追記することを推奨する。http://1.usa.gov/X086so
■インターネット上の腰痛情報に関する体系的レビューによると、根拠に基づく情報を提供しているウェブサイトはごくわずかでしかなく、その大部分は腰痛関連商品や治療サービスの広告だった。患者が科学的情報と広告を区別するのは困難。http://1.usa.gov/Ul7is7
■坐骨神経痛患者183名を対象に安静臥床の有効性を調査したランダム化比較試験によると、坐骨神経痛に対する安静臥床の有効性は認められず、椎間板ヘルニアがあっても安静の有無にかかわらず3ヶ月後には87%の患者が改善した。http://1.usa.gov/Wpxvge #kenkou
■追突事故被害者210名と健常者210名を対象に1年間追跡したリトアニアの前向きコホート研究によると、両群間で頚部痛を訴える頻度に差は認められなかったことから、急性のむち打ち症は自己限定性で慢性のむち打ち症は存在しない。http://1.usa.gov/VvILX5
■喘息患者61名とリウマチ患者51名を対象にストレスリストの有効性を調査したランダム化比較試験では、かつてもっともストレスを受けた出来事を1日20分間書き出すだけで、47.1%の患者が臨床的に意味のある改善を示した。http://1.usa.gov/REpnEa
■腰部椎間板ヘルニアによる馬尾症候群の手術成績に関する研究をメタ分析した結果、発症後48時間以内に除圧術を行なったほうが48時間以降に行なうより知覚障害・運動麻痺・膀胱直腸障害の改善率は良好であることが明らかとなった。http://1.usa.gov/TbuWv3
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長谷川 淳史 九拝
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