TMSジャパンメールより転載
■急性腰痛の治療法に関するエビデンス(科学的根拠)はすべて体系的レビューかRCT(ランダム化比較試験)で判断し、急性腰痛の疫学・評価・自然経過・合併症などに関するエビデンスは前向きコホート研究に由来している。http://amzn.to/Hk8veA
体系的レビューとは、RCTを中心に世界中の臨床試験を収集し、批判的吟味を行ない、統計学的に統合すること。RCTとは、臨床試験等においてデータの偏り(バイアス)を軽減するため、被験者をランダム(無作為)に処置群(治験薬群)と比較対照群(プラセボ群など)に割り付けて評価を行なうこと。前向きコホート研究とは、大規模集団を長期間にわたって追跡調査し、仮説要因と疾病との関連性を分析すること。
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