TMSジャパンメーリングリストより転載
■むち打ち症患者201名を対象としたRCT(ランダム化比較試験)によって、病気休暇をとって仕事を休んだ群や事故から14日間ソフトコルセットで頚部を固定した群より、通常活動を維持させた群のほうが早く回復することが判明。http://1.usa.gov/VW0F6t
患者は頚椎カラーなどによる固定や病気休暇によって症状をなお一層気にするようになり、むち打ち症が長引くのではないかと不安を抱く可能性があります。逆に、事故後も普段どおりの生活を続けるよう指示することで、心配はいらない・安心してよいというメッセージを受け取っていると考えられます。この結果はケベック州が発表した『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』の勧告を裏づけるものです。
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長谷川 淳史 九拝
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